プレスリリース
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【記者発表】脳に近づくAI ――教師なし学習を行うエコーステートネットワーク――
発表のポイント 脳の働きをまねした人工知能の仕組みの一つである、エコーステートネットワークにおける、教師なし学習を定式化しました。 従来は教師データが不可欠だと考えられていたエコーステートネットワークにおける処理が、教師データなしでも可能であることを初めて示しました。 効率的なAI設計や脳の自律的な学習機構の理解に寄与することが期待されます。
エコーステートネットワークにおける教師なし学習… More -
【記者発表】思春期に孤独感が持続すると 精神症・抑うつ・不安・幸福度低下につながることを確認 ― 孤独感が改善すれば影響が軽減される可能性 ―
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所行動医学研究部 成田瑞 室長、キングス・カレッジ・ロンドンGemma Knowles講師、東京都医学総合研究所社会健康医学研究センター 西田淳志センター長、東京大学大学院医学系研究科 笠井清登 教授(同大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)主任研究者)らの国際的な研究グループは、思春期において孤独感が持続すると、精神症(幻覚や妄想… More
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【記者発表】高校生はコロナ禍で抑うつになりにくくなっていた? ~心の変化を“地形図”で可視化、集団傾向を数理的に解析~
【本研究のポイント】 東京在住の高校生から取得した抑うつ注1)に関するアンケートに対して、エネルギー地形解析注2)を適用して「抑うつのエネルギー地形図」として解析した結果、先行研究と同様に集団全体の傾向としてコロナ禍で抑うつになりにくくなっていたことを示した。 層別化解析注3) により、抑うつスコアが低く安定なグループと高く不安定なグループを特定し、両グループでコロナ禍による抑う… More -
【記者発表】医療の区分化における難病当事者の抱える困難 ――22q11.2欠失症候群にともなう重複障害の医療人類学的分析――
発表のポイント 先天性心疾患などの身体疾患と知的障害、精神症状を併存する22q11.2欠失症候群の医療的
ケア児と家族の心理社会的困難を分析し、臓器別医療と当事者ニーズの「見えにくいミスマッチ」を示し、「医療の区分化」という概念を提唱しました。 複数の疾患・障害を併せ持つ人が、一つ一つの疾患・障害に対して特化した既存のサービス
枠組みに当てはまらず心理社会的困難を抱えることを明らかにしました。… More -
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【記者発表】シングルセル型PLOM-CON法を駆使した細胞周期依存的な薬効の解明と層別化 -抗がん剤作用の超早期検出と予兆シグナル同定-
【ポイント】 単一細胞レベルで細胞周期依存的な薬剤応答を解析する「シングルセル型PLOM-CON法(sc-PLOM-CON法)」を開発。 従来法では捉えにくい、薬剤作用のごく初期段階におけるタンパク質ネットワークの乱れを検出。 抗がん剤シタラビンによるS期停止の前段階で、G2期のサイクリンB1を薬効発現の「予兆タンパク質シグナル」として同定。 薬剤の作用機序… More -
【記者発表】思春期女子のメンタルヘルス悪化と拡大する性差
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 行動医学研究部 成田瑞 室長、キングス・カレッジ・ロンドン Gemma Knowles 講師、東京都医学総合研究所社会健康医学研究センター 西田淳志 センター長・山﨑修道 副参事研究員、東京大学大学院医学系研究科 笠井清登 教授(東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)主任研究者)らの研究グループは、近年、思春期女子のメンタルヘルスが悪… More
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【記者発表】新型コロナワクチンの継続的な接種を優先すべきは誰か? ~抗体応答不良の集団特定で接種戦略を最適化、感染拡大・重症化抑制へ~
【本研究のポイント】 2,526名のワクチン接種者から成る福島ワクチンコホートの縦断データを解析し、COVID-19 mRNAワクチン注1)の追加接種注2)後の血中IgG(S)抗体価注3)動態に、「耐久型」「脆弱型」「急速低下型」という三つの特徴的な集団が存在することを明らかにした。 「脆弱型」「急速低下型」の集団に分類される人は早期にブレイクスルー感染注4)を経験していた。 &n… More -
乳児期における全身麻酔への曝露は脳の発達を加速させる
― 生後2ヶ月以内の長時間・反復麻酔が脳発達に与える影響を確認―本研究では、動物モデルで提唱されていた仮説--「生後2か月以前に全身麻酔を長時間または繰り返し受けると、脳の発達軌道が加速し、後年に影響を及ぼす可能性がある」--を、ヒトで初めて直接検証しました。
『Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)』に発表された本研究では、生後2か月以内にγ-アミノ酪酸(GABA)作動性の麻酔薬(セボフルラン、プロポフォ… More
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【記者発表】エムポックス感染の拡大防止へ新たな指標 血中ウイルス量で皮膚病変を予測、治療戦略に貢献
【本研究のポイント】 エムポックス注1)の皮膚病変の症状進行は軽度と重度の2つのグループに層別化注2)される。 病変発症時の血中のウイルス量が皮膚病変の症状進行を予測するバイオマーカーになる。 【研究概要】 名古屋大学大学院理学研究科の岩見 真吾 教授の研究グループは、オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)/愛媛大学の三浦 郁修 博士および米国陸軍感染症研究所(USAMRIID)… More


