2025年11月19日、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構(WPI-IRCN)は、ベルリン工科大学と共催で、甘利俊一教授のベルリン工科大学名誉博士号授与を記念するハイブリッド形式の特別イベントを行いました。
甘利教授(2025年京都賞受賞者、帝京大学特任教授、東京大学名誉教授、理化学研究所栄誉研究員)は、数理神経科学の基礎を築いた一人であり、情報幾何学の創始者として国際的に広く知られ、高く評価されています。その業績は、神経科学、統計学、機械学習といった幅広い分野に大きな影響を与えてきました。今回のイベントには、日本とドイツの共同研究者・関係者が集い、甘利教授のその卓越した科学的功績を称えました。
トリビュートスピーチ
ベルリン工科大学の Klaus-Robert Müller 博士がプログラムの幕を開け、ご自身の留学経験にも触れつつ、甘利教授が機械学習や理論神経科学に与えた深い影響、そして長年にわたるベルリン工科大学との共同研究について謝意を述べました。
記念講演
甘利教授は、情報幾何学や神経計算の数学理論の発展について振り返り、数十年にわたる基礎研究の中で得られた洞察を紹介しました。また、人工知能との今後の関わり方や、研究人生を通して得られた示唆についても語られ、参加者に深い印象を残しました。
祝辞・花束贈呈
講演に続き、WPI-IRCNエグゼクティブ・ディレクターの合原一幸教授(東京大学特別教授)が祝辞を述べ、甘利教授が非線形科学およびニューロインテリジェンス研究の数学的基盤を築いた先駆者であることを称えました。
最後に、WPI-IRCN事務部門長の木村昌由美特任教授から祝辞と花束の贈呈が行われ、温かな雰囲気の中、盛会のうちに終了しました。


