2019年12月19日木曜日に、ボストンからLaurel Gabard-Durnam博士とPatrick Purdon博士を迎え、IRCNからは駒木文保主任研究者が登壇して、ヒトの脳生理学データ分析に関するIRCNミニシンポジウムが開催されました。シンポジウムでは、麻酔、脳の振動と発達/加齢への影響の分析、計算と脳イメージングを使用して経験が脳に埋め込まれるメカニズムなど、脳機能発達と数理科学の境界領域での最先端の研究が紹介されました。 シンポジウムでの交流が端緒となり、正常な脳機能と障害のある脳機能を理解するための共同研究に進展することが期待されます。
日時: 2019年12月19日 13:30-15:45
場所: 医学部教育研究棟13階 IRCNセミナー室
プログラム:
13:30-14:15 駒木 文保 連携研究者
東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授
“A state space approach for time series decomposition into oscillation components and phase estimation”
14:15-15:00 Patrick Purdon
MGH Harvard Medical School
“Anesthesia: A Natural Experiment in Human Neural Circuit Development”
15:00-15:45 Laurel Gabard-Durnam
Boston Children’s Hospital
“Translating critical period concepts into human development"