2025年3月26日、東京大学の「東大の研究室をのぞいてみよう」プログラムに、IRCNの長井志江研究室が参加し、ラボ見学を受け入れました。このプログラムは、平成24(2012)年度から全国各地や海外在住の高校生を対象に、本学の教育研究内容への理解を深め、受験意欲を高めることを目的として実施されています。
ラボ見学は「What is it like to be a cognitive robotics researcher?」をテーマに全て英語で行われました。ルウ ヨウタオ特別研究員(日本学術振興会 外国人特別研究員)は、ヒトの認知とロボティクスの融合研究に取り組んできた経験や、国際的な環境で研究を行うことについて多国籍な長井研究室の研究者たちとともに語りました。また、参加者が現在進行中の先端研究に触れられるインタラクティブなアクティビティも実施され、貴重な学びの機会となりました。
ルウ ヨウタオ特別研究員(日本学術振興会 外国人特別研究員)のコメント
この度、ヒトの認知とロボティクスの融合研究について、全国や海外から集まったとても優秀な高校生たちに紹介するという貴重な機会をいただき、本当嬉しく思いました。学生たちは終始とても熱心で、英語でのディスカッションにも積極的に参加し、ロボットとのふれあいや、神経多様性の視点を体験できるVRコンテンツも楽しんでくれました。研究への関心も高く、自分たちの進めている科学プロジェクトについて話してくれる場面もありました。このイベントを通して、科学の面白さを感じてもらい、将来研究にチャレンジしてみたいと思ってくれたなら、本当に嬉しいです。




【ご参考】
長井志江研究室: https://developmental-robotics.jp/