IRCNを含め、全国に13拠点ある文部科学省「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」が主に高校生や教職員を対象にオンラインシンポジウム『WPIから世界トップレベルの研究者がやってくる!』を開催します。

IRCNからは大黒達也特任助教がパラレルセッション2『ヒトと宇宙-多様なデータからみえること―』に参加いたします。
研究者を目指している方や、サイエンスに興味のある高校生の皆様、是非ご参加ください。

参加申込み方法やプログラム概要など詳しくは特設サイトをご覧ください。


日時: 2020年12月26日 13:00-15:00

場所: オンライン(事前申込制)

関連リンク: 高校生向けWPIシンポジウム2020特設サイト


本シンポジウムは、3つのセッションに分かれて行います。IRCNはセッション2に登壇します。
セッション2「ヒトと宇宙-多様なデータからみえること-」【宇宙・地球・脳・生物】

  • 「宇宙からヒトへ-最先端の宇宙観測技術を医学研究に展開-」桂川 美穂(Kavli IPMU)
  • 「地球中心核の熱伝導度と地球ダイナモ」五味 斎(ELSI)
  • 「音楽と脳」大黒 達也(IRCN)
  • 「作ることで理解する-ヒトの発生に重要な5時間周期の時計-」吉岡 久美子(ASHBi)

スピーカー

桂川 美穂(Kavli IPMU)

東京大学理学部理学研究科物理学専攻博士課程にて学位取得。2019年よりKavli IPMU。専門は高エネルギー宇宙物理学。恒星の爆発の後に残る構造物「超新星残骸」の進化の過程の解明を目指し、X線放射の観測データ解析、数値流体計算を用いたスペクトルモデル作りを行う。さらにX線検出器の開発、およびこの検出器の医学への応用にも取り組む。

五味 斎(ELSI, ラボマネージャー・特任助教)

2014年東京工業大学 地球惑星科学専攻博士課程修了。同大学地球生命研究所(ELSI)研究員に着任。同9月-2016年カーネギー地球物理学研究所
研究員。2016年-2019年岡山大学 惑星物質研究所の特別契約職員助教。2020年1月からELSIのラボマネージャー・特任助教。

大黒 達也(IRCN, 特任助教)

音楽や言語がどのように学習されるのかについて、神経科学と計算論的手法を用いて、領域横断的に研究している。また、神経生理データから脳の「創造性」をモデル化し、創造性の起源とその発達的過程を探る。さらに、それを基に新たな音楽理論を構築し、現代音楽の制作にも取り組んでいる。オックスフォード大学、マックスプランク研究所(ドイツ)、ケンブリッジ大学等を経て現職.

吉岡 久美子(ASHBi, 特任研究員)

2012年 創価大学大学院工学研究科 生命情報工学専攻博士前期課程修了、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターで技術職員として勤務。2013年京都大学医学研究科医学専攻博士課程入学。2020年 博士号取得、同大学高等研究院ASHBi Alevグループで特任研究員として採用され現在に至る。