2025年11月5日(水)、IRCNの岡田康志研究室の黒田真史特任助教が、東京学芸大学附属高等学校を訪問し、生物の授業として特別講義を行いました。今回の授業は、生徒の皆さんに生命科学への理解を深めてもらうことを目的とした「訪問授業」として実施されたものです。

 黒田特任助教による講義のテーマは「生き物を見て、生き物を考える」でした。教科書では図やイラストで説明されることの多い組織や細胞の構造と、顕微鏡画像として観察される実際の様子を比較しながら、生物を観察する意義や生命現象を捉える多角的な視点について、わかりやすく解説しました。

 顕微鏡観察は通常の授業では触れる機会が限られていますが、生徒の皆さんは、黒田特任助教が紹介した多様な顕微鏡技術や細胞・組織の画像に強い関心を寄せていました。講義後には、「顕微鏡の倍率や原理」、「構造をどのように可視化するのか」といった専門的で鋭い質問が生徒から相次ぎ、研究者と高校生が活発に議論を交わす様子が見られました。

 今回の訪問授業を通じ、生徒の皆さんは、生命科学の奥深さや、実際の研究現場で用いられる視点・技術に触れる貴重な経験を得ることができました。今後も科学への関心を高め、探究心を育む機会を積極的に提供してまいります。


【参考情報】
Okada Lab (岡田康志研究室):
https://www.okada-lab.phys.s.u-tokyo.ac.jp/