2024年7月24日、灘中学校・高等学校(以下、灘校)「生物研究部」の生徒27名がIRCNを訪問しました。講演では灘校出身である岡田康志IRCN主任研究者が講演を行い、自身が中学生の頃に灘校の先生から受けた「生命とは何か?」という言葉に触発され、現在もその根本的な問いを解くべく最先端の研究に取り組んでいることを紹介しました。また、学際的なアプローチを生命科学に取り組む研究についても解説し、生徒たちは熱心に耳を傾けました。
講演後は研究室・コアファシリティ―見学を行いました。生徒たちは3つのグループに分かれ、岡田康志研究室、ES-マウス/ウイルス開発コア、ヒューマンfMRIコアを見学しました。生徒たちは最新鋭の研究機器や技術に強い関心を示し、研究者たちに積極的に質問を投げかける場面が見られるなど、科学に対する興味が一層深まり、今後の学習への意欲も高まった様子が伺えました。
「最先端の研究をしているラボを訪問し、自分も将来このような場所で働きたいと感じました」といった感想も寄せられ、この経験が彼らの将来の進路を考える上で大きな刺激となり、今後の学習や研究活動に役立つことを願っています。
岡田康志 IRCN主任研究者による講義
ゼブラフィッシュを使用した研究の解説
遺伝子の書き換えや脳の仕組みを紹介
fMRIの仕組み、精神医学や脳研究への応用
【講演】
岡田康志 IRCN 主任研究者: https://ircn.jp/mission/people/yasushi_okada
【研究室・コアファシリティ―見学】
岡田康志研究室: https://www.okada-lab.phys.s.u-tokyo.ac.jp/
ES-マウス/ウイルス開発コア: https://core.ircn.jp/es-virus-core/
ヒューマンfMRIコア: https://core.ircn.jp/humanfmri-core/