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横山 チャールズ

エグゼクティブディレクター

サイエンスライティングコアマネージャー

研究戦略室

特任教授

次世代のための研究エコシステムの設計と確立

研究概要

神経科学とは、多様な分野の交差点に立つ研究分野である。 社会を改善する可能性を秘めているばかりか、革新的技術を用いてヒトの脳を地球の重要な資源の一つとして研究するこの学問は、一般人の想像をもかき立てる。 しかし同時に神経科学研究は、非効率で旧式な従来の講座システムや共同研究、キャリア開発、論文発表、教育、資金獲得、渉外活動等の問題に悩まされている。 興味は今“エコシステム”に向けられていて、コミュニティ全体の効果的で持続可能な協同体制の再構築が神経科学研究の発展には必要と考える。プロジェクト立案や論文作成、研究費申請、共同研究の擁立、科学コミュニケーション等への支援をとおして、科学的エコシステムを再構想し、将来のための基盤を構築するプロジェクトを遂行する。

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主要論文

Moskowitz, H.S., Yokoyama, C.T. and Ryan, T.A. (2005) Highly Cooperative Control of Endocytosis by Clathrin. Mol Biol Cell 16:1769-76.

Yokoyama, C.T., Myers, S.J., Fu, J., Mockus, S.M., Scheuer, T. and Catterall, W.A. (2005) Mechanism of SNARE Protein Binding and Regulation of CaV2.2 Channels by Phosphorylation of the Synaptic Protein Interaction Site. Mol Cell Neurosci 28:1-17.

Mochida, S., Westenbroek, R.E., Yokoyama, C.T., Zhong, H., Myers, S.J., Scheuer, T., Itoh, K. and Catterall, W.A. (2003) Requirement for the Synaptic Protein Interaction Site for Reconstitution of Synaptic Transmission in Sympathetic Ganglion Neurons by P/Q-type Calcium Channels. Proc Natl Acad Sci USA 100:2819-2824.

Zhong, H., Yokoyama, C.T., Scheuer, T. and Catterall, W.A. (1999) Reciprocal Regulation of P/Q-type Ca2+ channels by SNAP-25, Syntaxin, and Synaptotagmin. Nature Neurosci 2:939- 941.

Yokoyama, C.T., Sheng, Z.-H. and Catterall, W.A. (1997) Phosphorylation of the Synaptic Protein Interaction Site on N-type Calcium Channels Inhibits Interactions with SNARE Proteins. J Neurosci 17:6929- 6938.

Yokoyama, C.T., Westenbroek, R.E., Hell, J.W., Soong, T.W., Snutch, T.P. and Catterall, W.A. (1995) Biochemical Properties and Subcellular Distribution of the Neuronal Class E Calcium Channel á1 Subunit. J Neurosci 15:6419-6432.

略歴

理学士(生化学)をミシガン州立大学、理学修士(生物学)をマサチューセッツ工科大学、理学博士(神経生物学)をワシントン大学シアトル校で取得。ポスドクとして務めたWeill-Cornell医科大学では、シナプス前神経終末における電位依存性イオンチャネルおよびその関連タンパク質の機能および調節について研究を行う。その後、第二のキャリアフェーズとして国際誌Neuronのシニア科学エディターに転身。原著論文や総説の査読管理に従事した。現在はリサーチアドミニストレーターとして、経営管理や科学コミュニケーションの支援指導、さらには学際的共同研究を進めるためのチームサイエンスを促す研究エコシステムの創成に力を注いでいる。