2018年10月20日(土)、東京大学ホームカミングデーの特別フォーラム「「身体(からだ)」と「こころ」のフロンティアに挑む」が開催され、IRCNの主任研究者である酒井邦嘉総合文化研究科教授が「脳科学から見たこころの発達と創造性~科学・芸術から将棋の世界まで」について講演をされました。

人間の脳では文法と言語をつかさどる領域が別にあること、心を豊かに発達させるためには新しいことを生み出すことが必要でそのベースになるものは言葉であること、といった酒井先生の講演に参加者は熱心に耳を傾けていました。また将棋で現在活躍中の藤井聡太七段がAIも考えつかなかった美しくかつ確実な手を打ち、対局にて勝利を収めた話には会場が湧きました。

午後には「『ニューロインテリジェンス』とは?~脳科学研究の最先端を紹介!」と称して、IRCNの特徴であるコアファシリティーを巡るツアーを実施しました。小学生や中学生も含む40名以上の方にご来場いただきました。ありがとうございました!